急増する「アート・ファンド」の投資効率はいかに
新しい金融商品が次々と誕生する現代。今年ブームになるのが美術品を対象とする「アート・ファンド」。さて、それは魅力的な投資先なのか。 昨年五月、ピカソの「パイプを持つ少年」が一億四百十六万八千ドル（約百十三億円）というオークション史上最高価格で落札された。それまでの記録は、バブル時代の一九九〇年に大…
View Article現代美術の「スーパーコレクター」その名はサーチ
箱詰めの鮫でも“死体”でも、チャールズ・サーチが買えばアートとして認知される。その絶大な影響力はいかにして築かれたか。［ロンドン発］テームズ川のほとり、有名なビッグベンの対岸に、人気観光スポット「ロンドンアイ（観覧車）」がそびえ立つ。そしてその隣には、現代美術界に多大な影響を及ぼす、あるアートギャ…
View Articleアートは贅沢品か、必需品か
アートは社会にとって贅沢品か、必需品か――。欧州各国では、財政危機の中、文化予算を大幅に削減するニュースが相次いでいる。オランダ、イギリス、イタリアでは、文化予算の３割削減を発表。一方、フランスだけは「文化は自分たちの国力の魅力の１つであり、経済効果を持つ」として、予算を2.7％と僅かながら増や…
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